MEX (Mitsubishi Materials E-Scrap EXchange) は業界で唯一、納入の予約から買鉱価格の確認までオンライン上で提供しています。
三菱マテリアルは、MEXを通じてあなたの身近なパートナーを目指します。
思い通りに
操作できます
取引状況が
見えます
取引情報を
守ります
従来は営業時間内に限られていた納入の予約や取引状況の確認などが、いつでも好きなときに、簡単な操作で行えます。
MEXでは製錬所到着後のE-Scrapの写真をロット毎に閲覧できます。また、これまで電話やメールで問い合わせいただいていた納入後の状況を、MEX上でリアルタイムで確認することができます。
MEXでは、個人情報の収集・利用方法の透明化を義務付けるためISO 27001、ISO 22301、SSAE SOC 2 Type 2などの主要規格に対応し、取引情報の保護を強化しています。
環境負荷の低い「三菱連続製銅法」を強みに、E-Scrapの受入・処理の拡大を進め、リサイクルの推進と気候変動への対応の両立を目指しています。
2019年度の処理能力は16万tと世界最大規模であるE-Scrapの受け入れ・処理能力を保持しています。
長年培ってきたサンプリング・分析に関する知識と経験を活かし、最適な工程を設計・実施しております。
直島製錬所、小名浜製錬所、MMMRのいずれかとなります。
その他、直島製錬所向けの小口のご送鉱のために国内5ヶ所(宮城県栗原市、東京港、名古屋港、大阪南港、福岡苅田港) に集荷ヤードを設けております。
集荷ヤードから直島製錬所までは、三菱マテリアルの手配する輸送車/船が定期的に運行しております。集荷ヤードまでご送鉱い頂いた小口の原材料を取り纏めて直島製錬所まで輸送いたします。
原料の形状・性状などにより納入先が異なる場合がございます。
受け入れ可能な荷姿は、バラ積み、フレコンバッグ、段ボール+パレット、ベール+パレット、ドラム缶+パレットとなります。
基本的に1ロット1wmt以上からの受入れとなります。
ただし、原料によっては上述未満のロットサイズでも受入可能となる場合や、上述のロットサイズでも受入不可となる場合もございます。
受入が出来ない原料の例は以下の通りとなります。
・安全衛生上リスクが高い物、及び公害発生の原因となるおそれがある物
例:電池、CN(シアン)含有品等
・当社製品(地金及び化成品)の品質に影響を及ぼすおそれがある物
例:重金属Pb、Asを多量に含有している等
・当社設備に悪影響を及ぼすおそれがある物
例:発熱(50℃以上)している、塩素濃度が高い等
以下のような流れとなります。
1.予約、出荷
・MEXで納入予約を行い、納入日当日、規定書類(MEXより出力可能)を携帯し、原料をお持ち込みください。
2.秤量
・お持ち込みいただいた原料をトラックスケールおよび台秤で秤量します。
3.検品
・秤量した原料を、検品者の目視判断により、受け入れ可能な原料であるか確認をいたします。
・また、原料の性状、形状に応じた適正なサンプリング方法を決定いたします。
4.サンプリング
・原料の性状、形状に応じて、多様な手法を駆使したサンプリングを行います。
・4種類のオートサンプリングシステムにマニュアルサンプリングを加えた5種類の手法を有し、多種多様なスクラップ原料のひとつひとつに最も適したサンプリングを選択しています。
・オートサンプリングシステムは、原料投入から代表試料抽出まで一貫した完全自動化工程で、人の手を介さない客観的なサンプリングを実現しています。
5.試料調製
・サンプリングした原料を、試料調製工場で水分測定、破砕、縮分、マット溶解などを経て分析試料に調製します。
6.分析
・調製した分析試料を、ISOに基づき分析します。
7.分析値報告
・MEXで分析値をご報告します。
8.支払い
・分析値をもとに、お支払いをします。
当社では公平公正なサンプリングを行うため、各種自動サンプリング装置を導入しております(各サンプリング装置の概要はこちらをご覧ください)。
MEXにご登録、ログインいただければ、納入いただいたお客様の原料が、実際にどのようにサンプリングされたかを確認することができます。
当社および当社グループでは、金、銀、銅、白金、パラジウム原料以外に錫原料、鉛原料、産業廃棄物等の受入れを行っておりますので、詳細につきましては当社までお問い合わせください。